モバイルPCは、数年ぶりの購入です。
Surface Pro 2の時もチェックはしていたのですが、画面サイズが小さくいまいち使いにくそうだったのでやめていました。今回12インチとなりながらも重量減、バッテリ時間の延長とよいことばかりだったので購入です。
またいっこうに出てくる気配のないiPad向けの高性能なスタイラスペンに待ちくたびれたというのもあります。
iPadをペンで使いたいのですが、今出ているもので満足いくものはありませんでした。
Surface Pro2の時と違い、在庫は潤沢にあるようです。
家電量販店で価格交渉をして1万円ほど安く購入することができました。
このSurface Pro 3を購入した決め手は以下の点です
- kiペン入力対応で、ペンの性能が高い
お店で触ってみた限りはとても書きやすいペンでした。
またノックをすることでOneNoteを起動できるのはとてもすばらしいです。この仕組みはほかのデバイスでも採用してほしいですね。
Surface Pro 3では残念ながら、One Note以外のアプリを選ぶことができないみたいですが、この辺は今後のバージョンアップで改善されることを期待したいです。 - 画面サイズが12インチで、アスペクト比が3:2
画面サイズが10インチと12インチは全然使い勝手がちがいます。
またアスペクト比が3:2であるのはとても使い勝手がよいです。
ノートPCをとして使っているときは当然ですが、特にタブレットモードで縦に持ったときにとても長く感じられすごく自然に感じられます。
Xperia tab Zはここが違和感が強く購入をやめました。 - 重量がキーボード付きで1キロ。またボディが丈夫
これより軽いPCはありますが、鞄に入れるときに気を使うぐらい華奢な感じのものが多いです。
このSurface Pro3はとくにケースをつけなくても画面が割れたりする心配はなさそうです。 - バッテリの持ちが9時間
モバイルなので、充電しなくても1日使えるのが理想です。
価格は、Ultrabookとしては少し高い感じもしたのですが、OSがWindows 8.1 Professionalであること、Office home and Businessを搭載していることを考えると決して高くはなく、特に業務使用も考えた場合には理想的な構成です。
これらのオプションをつかると数万円アップとなることがほとんどです。
キーボードは、イメージカラーと同じシアンにしました。
日本では英語キーボードはなく、日本語キーボードのみのようです。
マイクロソフトでも写真はUSキーボードですが、実際に販売しているのは日本語のみのようですね。直販だけでもいいので英語キーボードも選べるようにしてほしいところです。
これは次回海外に行ったときにでも探してみます。
購入したのは、i5/256GBモデルです。
モバイル用途なのでCPUはi5でよいですが、メモリが8GBとしたかったのでストレージは256GBとしました。Corei5で128GBにするとメモリは4GBとなります。
Core i7は256GBと512GBでいずれも8GBのメモリですが、値段が3-5万円上がります。
しかし256GBのSSDも安くなりましたね。
自分のPCでは初のSSDですが、とても速いですね。
セットアップも終わり使っている感じですが、とてもすばらしいです。
液晶はものすごく見やすいです。安いモデルと違い、IPSが採用されているようです。
ただ光沢の液晶なので映り込みは少し気になります。
インターネットなどで言われている発熱ですが、自分の使い方では気になりません。
右肺面あたりが暖かくはなりますが、ファンが前回で回るようなことはないですし、薄型ボディでもきちんと排熱されているということになるのだと思います。
ただゲームなどをする方にはきついかもしれませんね。
キーボードはストロークは小さいですが、ピッチは十分確保されているので打ちやすいです。
デスクではフラットな状態、膝上では新しくできたマグネットでボディに固定する方法で使っていますがいずれもとても使いやすいです。
またディスプレイの角度も無段階で調整できますので、いろいろな姿勢で使ってもちょうどよい角度に設定することができます。
タッチパッドは、普通ですね。特に使いやすくもないですが、通常の操作には大きさ、感度とも十分です。
ペンはすばらしいですね。ペンの追随性もしっかりありますし、滑りもよいです。
ノックでOneNoteが立ち上がる使い勝手はとてもよいですね。欲を言えばEvernoteなどを起動させるなどアプリケーションを選べるとよいのですが。
ペンのバッテリがどのくらい持つかは、まだわかりません。
バッテリはまだ十分使っていませんので、まだわかりませんが、日頃使っているラップトップと比べても十分持ちそうな感じはあります。これは引き続き使ってみてまたレビューします。
使い勝手上では大きな問題はないですが、スリープになっているのかが非常にわかりにくいです。
LEDがついていないので、画面がオフとなっているだけなのかきちんとスリープに入ったのかが判断しづらいです。
省電力で自動でスリープにするようにすれば問題ないと思いますが、スリープ時間を長めにしている使い方の場合は、スリープに入っていると勘違いをして予想外にバッテリを消費してしまうということもあるかもしれません。
まだ使って数時間というところですが、第一印象は非常によいです。
タブレットとしても使えるモバイルPCですね。
モバイルPCで、適度に軽量で、オフィスもほしいという方には非常におすすめできます。
ただし、ペンに興味がなく、クラムシェルでの使用のみである場合は、通常のUltrabookの方がよいかもしれません。
キーボードは十分打ちやすいですが、長時間の利用にはストロークが小さくたわみも若干あり、通常のキーボードがほしくなります。
またこの形状のせいか、インタフェースも少なめです。有線LANも、ディスプレイポートもアダプタを使わない限り使うことができません。
オフィスで無線LANがない環境などの場合は、アダプタをつけなくてはならないので携帯性が失われます。